■ 家づくりを楽しむ・子育て世代の家


我が家のできるプロセスを追ってみると、特別な愛着がわきます。

家づくりは、家族のことや住宅ローンのことなど、大変なことが付きまといます。

せっかく家を建てるなら、その面倒なことよりも、楽しいことを増やしましょう・・

 

子育て世代の家族は特に、子供たちに貴重な機会を与えられるチャンスです。

 家づくりの体験を通して、森や木のことを知り、感じたりすることは、とても意味のあることだと思いますので、このチャンスはしっかりと生かしてあげましょう。

 我が家に遊びに来た、マンションに暮らす当時小学生の子が、「木のにおいがする・・」と第一声。 昔から木の家で暮らす民族のDNAが知っているんですね・・・

 

木の伐採に立ち会う

 

立ち会うだけでなく、チェーンソーで伐採作業も体験

木の倒れる迫力は、体験したものしかわからない・・ 

 

間伐の体験をしてみる

 

ヒノキの枝打ちを見学し、のこぎりで木を伐る・・

木の間伐と枝打ち見学会+BBQ・・楽しかった・・

 

皮むきをして磨き丸太をつくる

 

友達を呼んで杉の皮むき作業をする建て主

大変な作業からできた大黒柱、いつまでも我が家のシンボル

 

登り木の皮をむく

 

木登りの木・・皮むきはもちろん自分たちで・・

 大きくなって邪魔になったら取り外します

 

加工現場を見学する

 

大工さんの刻みの現場をみてみる

職人の仕事を視るのは楽しいもの・・

 

構造体の柿渋塗りを家族で行う

 

家族揃って、柱、梁に柿渋を塗る

他の家と違う個性を主張

 

上棟のお手伝い

 

青いTシャツにヘルメット姿の建て主さんが吊込みを手伝う・・

自分の家だから何か手伝いたい・・と

 

壁の漆喰塗りに挑戦

 

夫婦で寝室の漆喰壁を仕上げる日曜日

左官職人に指導を受けて、失敗しても寝室だから・・と

 

自分で塗った漆喰の壁

 

私の家の壁の漆喰を塗りたい・・

       10年経った今でも覚えている体験

 

 

僕らの木の家にオイルを塗るお手伝い

 

子供なりにできることを手伝う気持ちが大切・・

競争で手伝いをする兄弟

 

 

■ ライフスタイルいろいろ


※写真をクリックで事例を詳しくご覧頂けます

利便性のいい場所で暮らす

 

利便性の良い土地は高価なので、土地や家は多少狭くとも、

仕事や生活面で利便性を重視する必要もあります

■ 坪庭の家

広い土地でゆったり暮らす

 

多少駅から遠くても、広々した土地を購入してゆったりと建てる

 

 

                                                                                                                                                         

■ バイクガレージの家

薪ストーブを楽しむ

 

火のある暮らしはに憧れる人も多いはず。

薪調達は大変だけど、その価値のある何とも云えない時間が流れます・・

                                                              

■ 二間全開放窓の家

ペットと暮らす

 

ペットを飼う人も多く、人のみならず、犬や猫も木の家が好きです・・

■ 愛犬と暮らす家

人生の後半を過ごす家

 

リタイアメントした後に、新たな生活を踏み出す家

だからこそ「心のゆとりが大切」

                                                                      

純和風の平屋

木のお風呂でリラックスしたい

 

木のお風呂で、毎日温泉気分

ヒノキやサワラの板から「いい香り」が・・

 

                                                                  

 

クリの大黒柱の家

■ 生活の先をみる


人生、先のことはわかりませんが、5年、10年、20年先のことも考えてみましょう。

 

 数年先に必要と思われてつくった子供部屋は、どのように何年使われるでしょうか?・・  せっかく日当たりのいい部屋をあてがったのに、日中に部屋に居ることはあまりない子供たち・・

 

 10年先、子供たちにお金は掛かるし、特に家族で出かけることも少なくなったから、休日は家でのんびり過ごしたいね・・

 

 20年経ったら、子供たちも巣立って、孫たちの遊ぶ広いスペースがあったら良いね・・泊まる部屋も必要だし・・

 

 20年先には足腰も少しくたびれてくるかもしれないから、どういう生活になるだろうね?・・

 年をとったら、この部屋から庭を眺めて過ごしたいな・・

 庭を畑にして野菜づくりでもしようかな・・

 

 家を建てようと考える、特に若い世代の方々には勢いがありますが、やはり老いは来るものですから、想像してみることは必要だと思います。

 将来、何も考えていなかったなぁ・・と思うよりいいでしょ・・ 

 

■ 設計費をケチらないで...


時々、「設計費がもったいないから、その分を材料費にまわして・・」なんてことを、施主や大工さんが云ったりします。

 でも、それは間違った認識だと思っています。

 なぜなら、そのようなアドバイスをする大工さんの設計力はほとんど皆無で、過去の事例、つくりやすいパターンを当てはめるだけだからです。

 

 家の設計をするということは、間取りを決めることではなく、生活そのものをデザインするということです。

 家族の考え方や暮らし方、趣味や希望、想像力・・いろいろなことを考えてつくっていくものだと思います。

 

 そのお手伝いをするのが、我々設計者で、プロとしてアドバイスもする訳です。

 ですから、それには当然、費用が掛かかります。

 決して安い費用ではありませんから、二の足を踏むのは当然だと思いますが、設計費を掛けた分は、施工に関しても、質、費用など最大限の費用対効果を生み出す努力をしますので、「利益が出し難い」という理由で敬遠する工務店もたくさんいるのは事実です。

 

 本当に「いい家をつくりたい」と思っている工務店さんは、設計費がもったいない・・などとは云わないものです。

 

 まあ、ここを読んでくださる方は、「設計費がもったいない・・」なんて考えていない方だけだと思いますが・・・

 

■ コウ設計の家づくりは他とはここが違います...


①【木材の産地に近い事務所】

山の関係者とのネットワークにより、木の伐採や製材見学、木材の履歴も知ることができます。

 

②【技術のある工務店と連携】

県内や多摩地域には多くの工務店や大工さんがいて、腕は勿論。気質のいい工務店と連携しています。

 

③【木の特性・適材適所】

木の特性、良いところも悪いところもわかっているので、適材適所の使用を建て主さんへ提案します。

 

④【構造へのこだわり】

簡単なプレカットの家はつくりません・・データに基づいた伝統的手法も取り入れた加工組を基本としています。

 

⑤【コスト意識を持っています】

設計事務所はコスト意識が薄いと思われがちですが、20棟以上の直営工場の経験から、コスト意識は一般的な事務所より高いと自負しています。

 

■ 進め方


家の設計とは、あなたがた家族の生活の場をデザインすることです。

 間取りや外観のデザインを決めるだけではなく、雑談などを交えながら、昔の話や先の話など、いろいろなところにこれからの家づくりのヒントが隠れていますので、それを探しながらプランニングを行います。

 ですから、価値観の近い設計者と進めるのがBESTな選択となるでしょう・・

 

 まずはパートナーとなる設計事務所(設計者)を決めなければ始まりませんが、最初のアクセスはメールやお電話でのお問い合わせが多いです・・

 そして、お会いしていろいろな話をしたり、メールのやり取りなどを通して「この事務所(人)なら信頼できそう・・」と思えたところでご依頼い頂いております。

 

 プランニングはここから始まりますが、「他の事務所も気になるけど・・」と思われたときには正直にお伝えください。

 その度合いにより、無料、有料など、プランニングやプレゼンテーションの方法を相談しましょう。

 

 基本的には、無料プランというのには消極的です。なぜならば、プランを考える上では、建て主さん家族と充分な話しをする時間が必要で、さらには現地及び諸官庁調査、プランニング、作図作業と、1日や2日でできる作業ではありません。

 最初の提案は頭に残るもので、もしその提案が良いものでなかった場合、それがベースとなってしまうと、最終的には良い結果にはならないでしょう・・

 

 つまり、一回目のプレゼンテーションがとても大事だと思うからであり、それは無料でやるべきではないと思うからです。

 

 ただし、土地探しの段階でのボリュームプランや、依頼の意思を確認できた場合は無料で行っていますし、契約しないとプランをつくらない訳ではありません。

 依頼の意思確認ができれば、いいプレゼンテーションに向けて動き出します。

 

 そして、お互いの信頼関係が深まった頃合をみながら設計・監理業務委託契約へと進めます。

 設計・監理にについては「家づくりの費用」をご覧ください。

 

 また、当社では3名の建築士プラスOB、OGのメンバーとも連携していますが、基本的には以下のように担当して設計を進めています。

 

● 3名の建築士が連携して設計・監理業務を行いますので、基本的には設計を外注することはしません。

● 大沢が主に相談から基本設計までを担当し、実施設計から工事監理業務においては担当者がメインで行いますが、全て担当者任せにはしません。             

● 担当者が基本計画から監理まで全てを担当した案件も多数ありますので、担当者指名にも応じられます。

 

              大沢    戸塚    栗山    ◎=メイン ○=サブ

1. 相談         ◎

2. 調書作成      ◎      ○      ○

3. 基本計画      ◎      ○      ○    

4. 基本設計確定   ◎      ○      ○

5. 実施設計       ○      ◎      ◎

6. 工事監理       ○      ◎      ◎

 

注 : 建築士法により、設計業務を受託する場合は「重要事項説明書」により業務内容を説明する義務がありますので、委託前にご確認ください。

外注先や担当者などを確認することができます。

 

■ 設計方針(仕様等)


 木造住宅において、構造はとても大切であり、後から補強したりすることも可能ですが、新築時にしっかりつくっておくことをお薦めします。

 いい材料や優れた技術をぞんぶんに発揮できれば一番良いのですが、コストや要望を勘案し、材料や技術を適材適所に配分することが「マネジメント」・・私たちの仕事です。

 そして、住環境を左右する温熱性能や通風、換気計画。

 維持管理やメンテナンスなども考慮して上で、快適でナチュラルな生活ができる空間を提案したいと考えています。

 

 以下に、具体的な仕様を列記しますが、必ずしもこれでないとダメということではなく、コストや施工性なども考慮し、当社で多く採用しているものを紹介します。

 

基礎・・・鉄筋コンクリートのベタ基礎(条件に応じた地盤補強)

 

構造・・・土台:ヒノキの芯持材(シロアリに芯まで食べられることはない)

      柱:スギ、ヒノキの他、広葉樹などの大木も

      梁:スギ、ヒノキの他、松や広葉樹など

 

構造加工・・・こだわりがあり、一般的なプレカット工場では出来ない伝統的加工も要求。

      技術力のあるプレカット工場、工務店でないと対応不可(コストにより程度を勘案します)

 

断熱・・・セルロースファイバー、羊毛、パーフェクトバリア、アクリアネクスト、ボードタイプなど

      条件や部位に応じて

 

外装・・・クラックの出にくいモルタル塗りの上に漆喰や塗り壁材、ガルバリウム鋼板など

     基本は通気工法

 

屋根・・・瓦やガルバリウム鋼板(通気工法)

 

内装・・・ 床:スギ、ヒノキの他、松や広葉樹など(合板フローリング不使用)

      壁:スギ、ヒノキ、サワラ、漆喰、和紙(ビニールクロス不使用)

      天井:2階床裏表し、天井裏表し、板、漆喰、和紙(ビニールクロス不使用)

 

住設・・・キッチンは、要望により製作、既製品(希望メーカー)

      お風呂は、要望により製作、既製品(希望メーカー)

 

その他・・太陽熱利用の「そよ風」システム

      太陽光発電システム

      太陽光利用の給湯システム

 

できるだけ化学物質などが含有されている建材類は使わず、自然環境を見方に付けた生活ができるような提案ができるよう、日々研鑽・・

     

 

■ 木の家づくりにかかる費用


家づくりにはいろいろな費用が掛かります。

 設計・監理費+本体工事費+別途工事費(外構等)+諸費用(カーテン等備品から印紙代やローン手数料等)

 建て替えの場合は、さらに解体費+仮住まい家賃も掛かりますので、試算してみてください。

 

 当社で設計させていただく住宅の施工単価は、65万/坪~90万/坪くらいまでと、バラエティーに富んでいます。

 金額としては、新築戸建てで1,300万~6,800万円、リフォームでは20万~2,000万円くらいの範囲での経験値を持っています。

 とは云っても、中間地帯が多いのですが・・・

 

 最近は少なくなりましたが、以前は直営工事(当社が分離発注して現場管理も行う)も多く行っていたので、ものの単価や仕入値、相場などには比較的敏感です。

 

 デザインばかりでなく、予算管理も大切な仕事なのですが、それが苦手な設計者も多いので、「設計事務所に依頼すると高くつく・・」なんて云われてしまうのです。

 

 

■ 設計・監理費


 一般的に設計費の算出には、建築工事費の10から15%程度が多いようですが、当社では、面積に対する比率で設計・監理費の算出をしています。

 ローコストの家は、設計費もローコスト。逆に、ハイコストの家は設計費が多くいただけるので、工事費を安く抑えるよりも高いほうが良い・・などという考えも起こらないとは限りません。
 予算のある方からたくさん頂いて、ない方からは少しで・・というのも、ある意味親切な料率かもしれませんが・・・
 しかし、ローコストのほうが手間がかかることも多く、図面枚数や労力が工事費に比例するとも限りませんので、そこら辺を勘案して設計・監理費を決めています。

 

住宅の設計・監理の費用の料率は以下になります。

基本料金                      750,000円

面積加算           120㎡まで   15,000円/㎡

                 ~150㎡まで   13,000円/㎡ 

                     以上   11,000円/㎡

             バルコニー、デッキ、吹抜等 5,000円/㎡

一般的にはここまでの費用となりますが、以下は特別な加算

構造計算(許容応力度計算等がある場合) 外注費実費+60,000円

特殊設備等加算(難易度等により別途調整)

付加申請等(開発許可、長期優良住宅、フラット35)     別途見積り 

遠方加算(打合せ、現場が片道1.5時間を超える場合) 相談の上

各種申請手数料などは別途とします。

 

例)木造2階建て 130㎡(39.3坪) 

 基本料金                   750,000-

 面積加算   120x15,000=   1,800,000-

          10x13,000=     130,000-

 デッキ等     16x5,000=        80,000-

-------------------------------------------------------------

        小計             2,760,000円

        消費税            220,800円

        税込金額         2,980,800円

 

*設計・監理費が工事費の8%を割り込む場合は、これを下限とします。
  (追加工事等含み最終金額で割込んだ場合も同様)

*分離発注にて工事を行う場合は、別途見積りとします。

 

■ 工事費とその他の費用


建築工事費について

 工事見積書は、積上げ見積りを集計し、管理費や諸経費などを計上します。

 積上げ見積りとは、設計図面に基づいて各種の材料や手間を算出し、それに単価を掛けたものを集計しますので、かなりの項目になり、A-4サイズで数十ページにも及びます。

 ハウスメーカーなどでは、細目までは算出されず、基本的な工事費に追加工事などを付加された程度の見積書となりますので、我々プロがみても、内容を確認することはできません。

 注文住宅の場合は、見積書がきちんとできている工務店ほど原価管理が出来、適正価格が表示されていると考えて良いと思います。

 

その他の費用 (一般的に工事費に含まれない部分)

 土地を購入する場合は、土地代+手数料(不動産)、税金としては不動産取得税、登録免許税などがあります。

 契約には、印紙代が掛かりますが、契約書を1通のみとすれば、請負側のみで、建て主さんには掛かりません。

 住宅ローンにも、手数料が掛かり、場合によってはつなぎ融資の金利も掛かります。

 地鎮祭、上棟と、日本の文化的儀式にも費用が掛かりますので、予算に組んでおくと良いでしょう。

 家以外にも、庭や塀などの工事にも費用は掛かりますので、多少は予算を見込んでおいた方が良いと思います。

 

■ 木の家を建てるにあたり、理解していただきたいこと


木は生きた素材ですから、木の事を良く知らない設計事務所や工務店への依頼はトラブルのもとになります・・・ 

 木の特性、良いところや悪いところなどを、きちんと説明できる人かどうかを確認してください。

 無垢の木は、反ったり捻じれたりするからお奨めしない・・などと云う会社には絶対に依頼してはいけません。

 「木の家」は決して特殊なものではありませんが、建てようと思われる方は、自身も木の特性などを良く理解し、専門的な知識や技術のしっかりしたところへ依頼しましょう・・・

 

■ 木と漆喰の特徴


 

「木」についてはさまざまな著書があり、ここで語るのもおこがましいので、特徴など簡単にあげてみます。

 

調湿性能

木は生きているので湿気を吸ったり吐いたりします。蒸し暑い夏の湿気を木や壁が吸ってくれて家の中がすごしやすくなります。

また、その逆に、乾いている時には吐き出します。

断熱効果 熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。
体が直接触れる床などは、軟らかい木のほうが空気をたくさん含んでいるので暖かさを感じます。
火に強い

木は燃えるので火に弱いと思われがちですが、20㍉の厚さが炭になるのには約30分程要します。

さらに、炭化すると燃えにくくなり、火災現場など(TV等)では構造体が残るような結果となります。(30分あれば充分避難できます)

鉄より強い 単位重量あたりの強度(引張り、圧縮共)は鉄より強く、同じ規模の建物を鉄骨造と木造とで比べると、重量のある鉄骨造の方が地震力も大きくなり、それに耐える基礎には費用がかかります。
(地震力は自重に加速度を掛けた数値で、軽いと地震力が小さくて有利)
気持ちいい 木は太陽の恵み、土の養分、水で育ちます(当然)。家の中に木がたくさんあると心を落ち着かせ、とても温かみがあり気持ちいいものです。
また、疲労や緊張感が減少し、活気が増す。反射光が目に優しいなどの研究結果も発表されています。

安全である

木材は体育館や競技場の床にも利用されています。
適当な弾力性があるので、競技しやすく、転倒しても怪我をしにくく安全だからです。

困ること 収縮したり、反ったり、腐ったりもしますが、木の使い方や留め方、生活の中の気づかい等で多くは防げます。メンテナンスも特別面倒な事はありません。


木に似合うのは、やっぱり漆喰の壁

漆喰

 日本の伝統的な建物や土蔵には必ずと言っていいほど漆喰が塗られています。
 本来、小舞下地(竹を編んだもの)に両面から土を下塗り中塗りと塗り重ね、仕上に塗られたものが漆喰です。石灰を主原料とし、石灰岩から作られた消石灰、貝から作られた貝灰も用いられています。

 石灰を焼いて生石灰が作られ、これに水を注ぐか空気中の湿気を吸い、消石灰になるのです。

 この消石灰を粘液で練って空気中の炭酸ガスによる炭酸化によって基の石灰岩に戻す過程で硬化。簡単に表現すると、石灰岩をペースト状にし、かたちを変えてもとの石灰岩に戻すということです。

 漆喰はアルカリなので、そのものにカビが生えることはありません

石灰モルタル  主にヨーロッパで使用されている漆喰と同様の建材で、消石灰に川砂と水を入れて練ったものです。漆喰との違いは、角又(ツノマタ)などの海草糊を加えなくても、消石灰が接着剤、砂が骨材としての役割分担で固まり、砂による強度も期待できます。また、砂の粒子の大きさや色によってテクスチュアを変えたりすることもでき、普通の砂ならグレー系、白砂ならクリーム色っぽくなります。
珪藻土  藻類(プランクトン)の死骸が、海底や湖底に長年にわたって堆積してできた粘土状の泥土で、古くから七輪や耐火煉瓦の原料、酒やビールの濾過材、吸着や脱臭剤などに幅広く利用されています。1991年、和歌山県、白浜のホテル工事に伝統技法や材料が使われたことにより、「壁を従来の仕上を越えたものに・・」という考えから開発され、現在の珪藻土塗り壁が生まれたそうです。
 従来、珪藻土は焼いて固める以外に方法はなく、固化材を開発し、炭素繊維などを混ぜて強度をもたせる工夫がなされた製品が一般的です。